気候・季節編
気候的に避けておきたいのはいつなのでしょうか?
私たちが住む日本は、春夏秋冬の四季を有し、気温・湿度・天気の変化が大きい国です。現場をよく知るカメラマンが気候的に避けたほうがいいとする時期はいったいいつなのでしょうか?カメラマンの視点で解説していきます。
避けたほうがいいシーズンはズバリッ!真夏ですっ!!。
具体的には気温と湿度が高い梅雨明け、7月後半~9月旬初旬です。
例年、梅雨明け直後の7月下旬から35℃前後高温になり、夏が大好き!暑さに強い!と自負している私でも会場の行き来だけで大量の汗をかきます。式から披露宴を通して、建物の外に出る機会が無いという場合はまだいいのです。式後にチャペル脇のガーデンでフラワーシャワーやブーケトスやらバルーンリリースやらで何かイベントをやる場合、全員にとって本当に過酷です。本人の新郎新婦は良くても列席者は汗が吹き出し、和装の両家お母様に至っては気分が悪くなってしまうこともあります。
- 汗で新婦のメイクが崩れてくる。
- 和装の列席者の具合が悪くなりやすい。(特に両家お母様)
- ダークスーツを着ている男性陣は日差しを吸ってハンパない汗が噴き出ている。
- ご年配の方々の熱中症の心配あり。
- 現場スタッフも皆、汗まみれ。
ダークスーツが指定着のカメラマンにとっても汗が目に入ってきて撮影が滞るという悲惨な状況になります。
このシーズンは、幸せな二人を尻目に、ハンドタオルで吹き出す汗と格闘しながらスナップ撮影しています。
私個人的には暑さに強く、夏向けカメラマンなのですが、正直、客観的にファインダー越しに周りを見れば地獄絵図にも見えてきてしまいます。
酷暑に結婚式、披露宴を検討する時は式と披露宴を通じて会場の中だけで完結できるかを検証しておくことをお勧めします。
列席者の皆さんは会場の往復だけでも灼熱地獄ということも悟ってあげましょう!