会場・スタッフ編
現場のカメラマン視点的おすすめできる結婚式シーズンをお伝えします。
会場スタッフ全員が、正社員というわけではない?!
シーズンはじめからピークシーズン中、私がスナップ撮影に入っていて、会場スタッフの動きがバタバタしていてかみ合っていないなと思うことがあります。
一般に婚礼のピークは、春の3月~5月と秋の10月~11月です。
逆に真夏7月・8月や真冬の1月・2月は閑散期オフピークと言えます。
当然各会場では、関わるスタッフ全員を正社員として確保しているわけではありません。忙しい時には協力会社に依頼し、その時期だけ派遣会社からの人員を確保しています。
閑散期であれば会場正社員と多少の派遣スタッフだけで対応できますが、ピーク時は派遣スタッフと正社員の人数が逆転、アルバイトの派遣スタッフが急増します。
ピーク時は不慣れなアルバイトスタッフも多数!
披露宴中に飲み物やお料理をサーブするスタッフの多くは、派遣されてきたアルバイトスタッフさんです。社員さんは少なく、黒服さんと呼ばれるキャプテンと配膳スタッフさんに的確に指示を出す一部の人たちだけです。
従ってピーク時は不慣れなスタッフも関わる分、トラブルのリスクが出てくるということになります。お客さんにうまく案内ができなかったり、お料理のサーブが危なっかしいのはよく見ています。まあ誰でも最初はそんなもんなのですが・・・。
例えばそんなピーク時の会場の裏動線はどうなっているのか?
ピークシーズン中の現場はバタバタしています!
普段、私たちカメラマンはスタッフ専用入り口から入り、入館手続き後、裏動線(お客様が通らないスタッフだけが行き来できる通路・階段)を使うことが多いのです。シーズンピーク時、多くの婚礼が行われる日はものすごい人数のスタッフが出入りし、行き来しています。裏動線の廊下、階段には披露宴で使われる荷物や引き出物の袋が所狭しと並べられます。
やはりこのような時は、稀にトラブルが生じます。
新郎新婦からご両親への記念品が所在不明になったり、引き出物の数が合わなくなっていたり。
前後の宴会のものが混在してしまったり。いろいろと管理がしにくい状況になってきます。
スタッフも人間ですから勘違いや間違うことがあります。
物の所在が不明になり大捜索になったりすることも・・・。
まあ、ほぼ最終的には解決しているのですが、ピークシーズンは様々リスクが存在していることを理解しておきましょう。
結論:6月と12月はおすすめです。
ではどうして?6月と12月が、最適な時期なのでしょうか?
どちらもシーズン初期は不慣れでもピークシーズンを経て、忙しさも一段落。派遣スタッフも仕事に慣れ、余裕もでる時です。間違いなくシーズン当初より会場のオペレーションがうまくかみ合う時期ということです。新郎新婦にとっても列席者にとっても滞りない1日になるでしょう。
細かなリスクを少しでも減らすため、またよりスムーズな式、披露宴にするため、ピークシーズン後の6月や12月にちょっとずらすことを検討してみてはいかがでしょうか。以上、現場からのご提案でした!! 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!