式場には様々なタイプの式、披露宴会場があります。カメラマン目線で各会場の各ポイントをお伝えします。
大きく分けて4つの式場タイプがあると思います。
- ホテル
- 専門式場
- レストラン
- ゲストハウス
結論:カメラマン的おすすめ式場タイプは専門式場とホテルです。
では、どうして専門式場とホテルをおすすめしたいか会場ごとに解説していきます。
ホテル・専門式場
ホテル・専門式場での撮影は基本的にしやすいです。
映えるフォトスポットが用意されている!!
例えば、具体的な撮影スポットとは
- らせん階段
- シャンデリア
- 雰囲気のいい壁や廊下
- ソファーや鏡・家具類など調度品
- 庭園・噴水など
大抵、写真を引き立たせてくれる撮影スポットが数か所設定されています。
式場探しをする時には必ず式当日にスナップ撮影できる場所を確認しながら会場選びすることをおすすめします。
式場・披露宴会場のスペースは広い
基本、チャペルや宴会場は贅沢に広く、式中・披露宴中のスナップ撮影しやすいのがホテル・専門式場です。
ここでのポイントは二つ
チャペルでは式列席者全員が必ず座れるだけの広さのある式場を選ぶ
披露宴会場は会場の設定人数より少なめの余裕を持った招待人数にする。招待人数に比べて広すぎかもしれない位の部屋を選ぶようにしましょう。
新郎新婦の入退場時にわざわざお客さんに椅子を引いてもらったり、新婦のドレスが、ひっかかりそうになったりするのは全くスマートではありません。
テーブルとテーブル。椅子と椅子の通るスペースはカメラマンにとって大変重要です。お酒やお料理を運ぶ配膳スタッフの方とぶつからないように動くためには十分なスペースが欠かせないのです。
ホテルのデメリット
デメリットはホテルの規模によってはブライズルーム(特に客室利用時)~親族控室~チャペル・神殿~スナップ撮影スポット~披露宴会場までの各移施設間の距離があって、移動時間がかかるケースもあります。
またホテルは宿泊客と同じ導線を使うこともあるので、チェックイン・チェックアウトなどの時間帯によってはエレベーター待ちに時間がかかったりすることもあります。
細かいのですが、こんな余分なところで時間をロスするとスナップ撮影の時間が減っていってしまいます。
大抵は宿泊のお客さんが
おめでとうございます。お先どうぞ!
ってことでエレベーターの順番を譲ってくれたりしてその場が温かい雰囲気になります。
ありがとうございます。お先、失礼させていただきます!!
ってことで時間に追われている新郎新婦・我々スタッフはお言葉に甘えて、急ぎ移動するわけです。
ホテルは当然、宿泊目的で利用されるお客様が多いのです。
例えば、先日も、やけにご年配の方多いなと思ったら、詩吟や老人会の集いであったり、同窓会、祝賀会など結婚式以外の宴会が、並行して行われていました。
また、興味深かったのが、我々、今まさに結婚披露宴をやっている向かいの部屋で、独身の子を持つ親同士の婚活イベントが開かれていたことです。わが子の結婚式を夢見る親御さんたちがうらやましそうにこちらの新郎新婦の後姿を眺めていたのを思い出します。
欠点が見当たらないのが専門式場
なんと言っても結婚式のためだけに特化し、設計されたスペースと導線は抜群に考えられています。
スナップ撮影のスポットも基本豊富ですし、新郎新婦にも列席者にも無駄な動きをさせない工夫が随所にあります。最も安定した撮影が行える会場になります。
レストラン・ゲストハウス
まとめ:私たちカメラマンにとって重要なのは動きやすいスペースです。様々な場所から自由な撮影アングルで撮影できるかがポイントです。スナップ撮影スポットが複数あって、式・披露宴中も動きやすい導線だと撮影する上で本当に助かります。
撮影スポットが用意されてて、式場も披露宴会場も広いスペースが確保される余裕のある会場を選びましょう!
撮影画像の出来にも必ず直結してくると思いますよ!!
以上現場カメラマンからの声でした!!長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!!